【グルメ】ザムザムの泉(広尾・ラーメン)
ザムザムの泉
ザムザムの泉は、数年前、神保町の馬子禄(マーズルー)を発端として一時流行った蘭州麺を提供するお店です。
埼玉の西川口にあるお店が、東京の広尾に出店したようです。
席数は8-10席で決して広くなく、一般的なラーメン屋の広さと同じ程度です。
メニュー
メニューは下記の3種類だけです。
- 蘭州麺と小皿
- 蘭州麺と小皿とデザート
- 蘭州麺と小皿と水餃子とデザート
トッピングで『牛肉と煮卵』があります。
で、正直びっくりしたのが価格です。
らーめん屋行くくらいの気持ちでいったのですが、そんな値段じゃ食べられません。
下記のメニューにある通り、4500円、3600円、3200円と超強きの価格(税別)です。
港区広尾の賃料が高いからなのか、超強きな価格設定です。
神保町の馬子禄でも1000円で食べられますし、そもそも西川口にあったときも1500円くらいと結構な値段だったようです。
味とか
見た目はグリーンとレッドのコントラストが非常に美しく、美味しそうです。
スープは牛ベースの比較的あっさりしたスープに特製の辣油を垂らしてあります。お店の人は脂っこいくらいのことを言っていましたが、正直、そんな風には感じられません。お酒飲んだ後に飲みたくなるような優しい味わいのスープです。
器は正直普通のラーメン屋に比べると一回りくらい小さいです。スープのお代わりが出来るとか言っていましたが、特にお代わりすることはありませんでした。
お箸が高級中華で見かける太さが均一の長めのもので、正直、使い辛いです。
麺は5種類から選ぶことができ、基本は平面、太麺、細麺の3種類で細かいバリエーションがあるといった感じです。
今回は左から2番目の平面の細目を注文しましたが、正直、二郎系のようなパンチがあるものでもなく、きしめんと似たようなもんです。
蘭州麺の具としては、オーソドックスな、葉にんにく、パクチー、大根、牛肉の煮込みです。
牛のスープと一緒に煮込んだ大根が入っているのは特徴的で、牛肉の煮込みもトロトロになるまで煮こまれています。
パクチーが苦手な人は外して貰うことも出来ます。
蘭州麺以外に付け合わせ小皿で野菜炒めぽいものが付いています。
これは特別印象に残っていません。
デザートとして、今回は梨とナツメグの甘煮スープが出てきました。
砂糖漬けのシロップという感じではなく、甘みはかなり抑えられており、とてもあっさりしています。
これは季節によって変わる可能性があるのではないかと思います。
総評
味やお金の価値は人其々ですが、ボク個人としては、ぶっちゃけ、3000円以上出して食べる価値はないです。
蘭州麺自体は六本木でも、神田でも、渋谷でも、ちょっとした街行けば普通にありますし、ザムザムの泉が『余食を以って代え難い』なんて味でもありません。
Googleのクチコミで★4.3で、クチコミが沢山書いてあり、この味に有難がっている人もいるよーですが、ぶっちゃけ「どんなもんを食ってきたの?」
お店の雰囲気がこの価格に見合っているかと云えば、それもありません。
この価格出すと、広尾のそこそこ良いお店でランチが食べられますし、店の雰囲気もよりゴージャスで落ち着いた白金の都ホテルや恵比寿のウェスティンで中華が食べられます。
車で行っているなら駐車チケットも出るし、味的にも、店の雰囲気的にも、そっちの方が圧倒的に納得出来てしまいます。
個人で好きなら良いですが、『自分が御馳走する訳じゃなく、友達や彼女、誘っていける店か?』って考えると、そりゃ無理だ
なので、ボクが再度行くことはありません。
マップ&アドレス
餃子の王将の向かい