【こどおじ雑記】裏口入学に関して2
東京医科大学の件を発端に、女性比率の少ない医学部の調査が実施され、他の医学部でも裏口入学の痕跡がありそうとニュースになっていますが、こんなのは『昔から当たり前でしょ?』程度にしか思いません。
私立御三家
医学部の裏口の話だと、私立医学部御三家のひとつでも、そんな話を直接聞いたことあります。学校名書いて、名誉棄損とか言われると困るので書きませんが、暫くしたらマスゴミで名前が出てくるかもしれません。殆ど同じ点数なら、代々この大学出身のお医者タマの御子息を入学させてあげたいとか思うのでしょう。つか、こんな私立だけじゃなくて、国公立でもやっているっしょ。何年か前に年齢理由に入学拒否した群馬大学の例もあるのだし、田舎の公務員試験でもやっていたんでしょ?国公立だから白なんてありえません。今、マスゴミを賑わしている某医大では、その昔は親子面接なんてものも実施していたらしいですね。お父さん・お母さんが有名な医者・弁護士・代議士・経営者だったら、そりゃー、試験官も小さくなっちゃいますね。こんな親を持ちたかったわぁ。。。
裏口入学と別ですが、慶応高校出身者に医学部進学に関して聞いたところ、内部からの医学部進学に関しては成績最上位なのは当たり前なのですが、そもそも進学時に『医者になっても思ったような収入が得られる訳ではないので、その辺を覚悟してください』と学校側から言われるそうです。その結果として、幼稚舎出身者や医者の子供等が医学部に進学する傾向が高いらしいです。これを差別と呼ぶのかは、個人の見解によって違うと思いますが、どっかで差が出ることは仕方ないです。私立御三家で内部進学があるのは慶応だけですが、慈恵や日医は指定校推薦とかはやっているのでしょうかね???尚、医学部以外の学部は大抵推薦取れるらしいですが、近年は法学部人気らしいので、ここは学校の成績を稼いでおく必要があるそうです。
東大の話
医学部の女子学生の比率が低い学校だと、我らが東京大学も20%もないそうです。元々学校全体でも男女比が8:2の学校なので、当然の結果かと思います。確か、東大全体での現役と浪人比率も現役の方が6だか、7の割合で多いのですが、院浪や留年も結構いる学校です。理物や理数のD取得者がその世界での能力の限界感じて、医学部再受験なんて話も結構聞きます。逆のパターンで偏差値TOPだから、理Ⅲに入学したが、実習始まって医者に向いてないと、他の学科に移ったなんて人も聞いたことあります。他にも医学部じゃないですが、東大OBのじーさんが再度どっかの学部に一般試験クリアして入学したとか、そんな記事を読んだこともあります。そんなことから、東大が性別や年齢で学生を選別をしているとは思えません。
以前も書いたかもしれませんが、より下駄履かせるチャンスが多い院試(修士)でさえ、スコアでしか選別してないと先生も言っていました。院試(博士)だと、東大の場合は内部から同じ専攻科への進学の場合は筆記試験免除で、面接と研究計画書&修士時代の研究の発表・プレゼンだった気がします。博士まで進学する日本人は余り多くないので、大体が進学できます。しかし、志望人数が多い年だと、通常なら進学できるのに落ちちゃうなんてこともあります。私の友人もこのパターンで、試験後、先生から「ごめんな」と言われておりましたww(博士課程になると外国人が多く、欧米の人は殆どいません。アフリカ、東南アジアあたりが多く、国費留学の人が大半なので本国に戻るとスーパーエリートばかりで、日本人学生のソレとは次元が違います)
東大の大学院には、社会人も在籍していたりするのですが、信じられないくらい偉い人が入学してくることがあります。ある意味教授より偉い人、教授の同級生だったり、別分野の専門家(大学教員や法律家等)、大企業の経営者、キャリア官僚、こんな人が学生側の席に座っているときの先生達の授業のやり辛さは笑えます。普段散々偉そうにしている先生もいますが、このときは大人しいです。准教以下は最早学生と変わりません。すんごい偉い教授様でも、仕事上関わっている会社の大幹部が来たときは、ポチ状態でしたからね。飲みの席では「本当に勘弁して欲しい」ってボヤいていました。ただ、内の専攻科は年齢が離れていようが、現在の地位や役職に関係なく、信じられないくらい偉い人・出世した人でも、普通に接してくれますね。私の同級生が60代の大企業の幹部に話をして、ビジネスを起こしたりしていました。