【こどおじコラム・新卒】就職弱者はインターン参加しておけ

2019年12月26日


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早い所は早い

私が就活していたのは10年近く前ですが、その頃は今ほどインターンはメジャーなものではなかったと思います。

一部のITベンチャーでは、期間1ヵ月~1年超といった殆どバイトの様な常駐型のインターン(給与アリ)を行っていたところもあったみたいです。

しかし、こーゆーのは超珍しく、当時はインターンに参加している学生も企業も少なかったです。当時の私は就活弱者の年増だったので危機感もあり、夏休みが終わったあたりから積極的にインターンを探していました。

夏ごろに一部の外資金融がインターンを行っていたなんて噂を秋頃に聞き、早くも「しまった!乗り遅れた!!」と思ったものです。

1dayでも参加しておけ

私が初めてインターンに参加したのはM1の11月頃です。インターン自体がメジャーではなく、11月ということもあり実施している会社なんて殆どなかったのですが、X社が1dayインターンを行っていたので、これに参加しました。

1dayインターンなんて、実績にもならないと思いつつ、バイト経験も殆どない私は取り敢えず、ネタのためってことです。

インターンの内容は「1つのお題が与えられ、4,5人のチームでそれに対する答えを出してプレゼンする」っていうドコの会社でも行っているヤツです。

各チームに社員1名が付き、メンバーの行動を見つつ、3,4時間で結論出して、プレゼンって作業をします。1つの日程で20-30人くらいの枠のものを3,4回行っていたので、100人超くらいの学生が参加したのではないかと思います。

私のチームは1人協調性の無いメガンテA君がいて「こーするべきだ!!!」なんてゴリ押しの意見を主張し、女の子が途中で投げ槍気味に「A君の言う通りで良いんじゃない?」って感じに切れてしまいました(笑)。

私もたった1日のことだし、今後A君と会うことも無いだろうと思い、他のメンバー説得しつつ、「時間もないしA君案で纏めよ」ってことにし、最後はA君が自信満々にプレゼンを行っていました。

プレゼン後に各チームに付いていた社員よりメンバー各自に対して、一言アドバイスを貰って終了です。『全然ネタにならねーよ』と思いつつ終了。これで1dayは終わりだと思っていたのですが続きがありました。


インターンシップ締め切りまとめ

終わらない1day

インターン後、1,2日するとX社から電話が掛かってきて「再度インターンを受けないか?」って誘いがありました。今回はお駄賃として、クオカード1000円分だったかな?の支払いがあったので、OKの返事出して会社に行くと、前回のインターンで見た顔が何人かいました。

別の日程で受けていた人もいたので、大体20人くらいですかね?尚、この時にはA君は居ませんでした(笑)。

で、2回目のインターンでは前回と同じく「1つのお題が与えられ、4,5人のチームでそれに対する答えを出してプレゼンする」作業を行いましたが、今回は前回よりも作業時間が長く丸一日かけての作業でした。

で、最後は社員の前でプレゼンを行うって流れです。今回はご褒美なのかプレゼン後に『飲み会』が付いていました。普通の飲み会で就活のこと、最近の話題とかを若手の社員さん交えて話していたと思います。

序でに同じチームだった女の子を口説いていました(ICUの子が可愛かった気がする)。余談ですが、就活中はGWを課す企業も多いので、一緒のチームになった女子から電話番号聞くっていうナンパを良くしていました(笑)。

更に続く1day

また数日すると電話が鳴り『再度インターン来ないか?』と言われ、ノコノコ出向きました。3回目のインターンです。この時点で残っているメンバーは10人くらいですかね?

この時のお題はチーム課題ではなく、個人課題になり『あなたのこれまでの経験(学業、バイトに限らず、これまで人生において学んだ全て)とX社の資産を使って、新規事業を行うとするなら何をする?』ってお題で、ノーパソを付与され、お題を5,6時間で纏めて、プレゼンだったと思います。

参加学生全員がMS Officeを上手く使える訳ではなかったので、そのための補助社員が2人くらい居た気がします。研究活動でOfficeは散々利用していたので、パワポ、エクセルをガンガン使って、プレゼン資料作成し、社員さんの前でプレゼンしました。

そして、その後はご褒美の『飲み会』です。ってか、こっちが最早、私の目的です。前回よりもオヤジが多いなと思いつつ、飲み会を楽しんでいると『俺も東大なんだよ』とOBに声を掛けられ『年増だが、何で?』『将来何がしたいのか?』『他にどんな会社受けるの?』とか色々聞かれました。

お酒の席なので、素直に『家が不動産業なんで、不動産か金融に行きたい。可能な限りサラリーマンをして、家の状況次第で退社もする』と率直に伝え、他の社員さんからも毎度『年増だな、勉強好きなんか?』と突っ込まれたのを覚えています。やっぱ就職弱者なんだなと改めて思い知らされました。

今だから分かることですが、最初の飲み会も含めて、これもセレクションの一環だったのです。お酒が入って本音・本性が出やすくなった時に、人間性や仕事に対する考え方等を複数の社員で色々チェックしていたのだと思います。

最後の電話

数日後、また電話が掛かってきて『ちょっと話さないか?』と呼び出されました。4回目に呼び出されたときは4~5人だったかな?この時はお題とかプレゼンは無く、ただ純粋な『飲み会』でした。

そして、この飲み会に参加していた学生全員に『内で働かないか?』って話がありました。飲み会の間は、社員さんは希望する仕事やセクションを聞きつつ、会社の将来の展開等を出して、サバイバー全員を口説いていました。この場で返事をする必要はなく本採用(2月だったかな?)がはじまる前までに連絡くれと言われました。

飲み会終わった後に、サバイバー同士で連絡先を交換して、どーするか、皆であーだーこーだ色々相談し合ったのを覚えています。就職弱者の私はかなり悩みましたが、結局、断りました。勿論、そのままX社に入社した人もいます。

ってな感じで、1dayのときから、セレクションが始まっているなんて企業もありますので、1dayだからと舐めずに積極的にインターン参加をお奨めします。

てか、本当にインターンは参加しておけ!!!

尚、このX社とは社会人になってから、ビジネスでも関わることがあり、不思議な縁を感じました。


インターンシップ締め切りまとめ

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