【こどおじコラム】筆記試験(就職)

2019年12月26日


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筆記試験で焼き払う

就職活動を行っていると、筆記試験を課してくる企業も多々あります。転職時は新卒時と比べると、その割合は少なくなりますが、それでも試験を課す企業はあります。

新卒時は『ESは全て読まれるのか?』でも書いたのですが、全部のES読まない企業もあります。そのような会社は低ランク校を一掃する、焼き払うため、筆記試験を課してきたりします。

ESが読まれたかどうかは学生側は知る由もありませんが、筆記試験を課されていれば『試験の出来が悪かったんだな…』と納得させられるでしょ。

CAB&GABは難しい

筆記試験が難しいのか?と問われると、落ちた経験が無いので『難しくない』って答えになるのですが、ただ「CAB」「GAB」と言われている試験は難しいです。

この系統の試験を課してくるのは、外資系と内定難関といわれる企業が多かったと思います。転職時でもこの試験に出会いました。

どんな試験かと云えば、web試験で自宅で受けることが可能なものです。「計数」「言語」に分かれているのですが、時間があれば解けないことはないですが、時間内に全ての問題を解いたことありません。

学校のPC使って、仲間集めて解いたりもしたことありますが、それでも全問時間内に解くことは出来なかったので、そーゆー試験なんだと思っています。

勿論、賢い人は時間内に全部解いてしまうのでしょうが、私は凡人なので無理です。

問題内容も結構難しくて「計数」「言語」とも細かい作業が発生したりします。

就職試験でお馴染みのSPI等は本当に簡単で「456×789」の答えを聞かれたとき、選択肢から答えを選ぶときは、ざっくり計算して近しいもので、正解得られるのですが、そーゆーテクニック的なものが効かなかったりします。

「456×789」の場合は、単純に計算するのではなく、「460×800」とか暗算で計算出来そうなものに置き換える。

かつ1の位だけ計算する。で、ざっくり「368004」って計算して、それに一番近いものを選択する。

「言語」問題もそこそこ長めの文章を読んで、内容を問うてくる問題です。文章の内容自体も結構難解なものが出されるため、センター試験の現代文よりも個人的には難しいと思います。

文章問題自体は、1回あたりの試験で10個くらい読まされたような気がします。問題数も多く「計数」同様に、こちらも時間内に全部を終わらせることは私には出来ません。

対策は必要か?

SPIを含め、就職試験の筆記、web試験は、中学受験問題がまんま応用出来るようなものなので、中学受験(小学校の勉強)をそれなりに真剣に取り組んでいた人なら、殆ど対策なんてしなくて平気だと思います。

実際、私は対策したことありません。今はインターネットで、自分の志望企業がどの筆記試験を課してくるか、調べることが出来ると思いますので、CAB&GABを課すなんて企業を志望しているのであれば、これは事前に対策するなり、本命企業の前に試し受験が聞く企業を探しておくことをお勧めします。

転職試験のとき、下記の対策本を使って、CAB&GABの対策をしておきましたが、それでも全問終わらせること自体出来なかったです、私。

実際の試験の方が文章がいつも長いように感じましたが、どうなんでしょうね?

余談ですが、筆記試験で最も難しいと思ったのは欧州系金融機関です。

この欧州系金融機関以外は、日本のみの独自採用を行っているので、筆記試験は大体CAB&GABもそうですが、SPI等の日本独自の筆記試験、web試験を課すところが普通です。

しかし、この欧州系金融機関はグローバル採用で使われる試験がそのまんま課され、全問英文というのが出てきて、正直、ビックリしました。

外資系金融機関は知られているようなところは、ほぼ全て受けましたが、このような試験だったのは1社だけでした。

とはいっても10年近く前の話であることと、この10年の間に1度日本市場撤退しており、再度日本にきたので、現在は試験内容が違っている可能性あります。

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