【こどおじコラム・資格】宅建士が欲しいの

2019年12月26日


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指令:入社3年以内に取得せよ

不動産会社に就職すると、殆ど強制的に『宅地建物取引士(通称:宅建)』を取らされます。信託銀行や建設会社でも取らされることが多いです。

大手企業の場合は『入社から3年以内に取得せよ』みたいな雰囲気があるのですが、勿論、それが出来ない人も出てきてしまいます(私は3年目取得でしたw)。

宅建資格が取れなかったからといって、クビになることは無いですが、出世レースから一歩後退、使えない奴って見られることはあるかもしれません。

そもそも、どうして不動産会社に就職すると、この資格を取らされるのかというと、不動産の基礎知識を固めるためという理由も多いにあると思いますが、

ざっくりいうと『不動産売買業を行うにあたり、社員5名に対して1名の宅建資格ホルダーを設置しなさいという』法律上の理由があるからです。

不動産会社の大小に関わらず、売買事業を行うとなると宅建資格ホルダーを設置しないといけないのです。

だから、街の小さな不動産屋さんでも1,2人の宅建資格ホルダーが働いているはずです。

楽勝な試験?

『3年以内に取得しろ』とのことですが、簡単な資格かと云えば、意外とそうでもありません。

勉強しても運要素が絡むとか、そんな類の試験ではありませんので、ちゃんと勉強してくれば、合格できる試験なのは間違いありません。

でも、合格率は15%前後です(下図参照、mazmiro作成)。

端的に言えば、皆、そんな真剣に勉強してこないってことですね。

多くの場合は、社会人が受験しにくるので、仕事で忙しい中、勉強時間を中々取れないっていうのが言い訳でしょう。

私は「1ヵ月もありゃ、余裕で受かるわ!(東大ですからね、フッ)」なんて思って、見事に2年続けて落ちました。

恥ずかしいやつです。

1ヵ月で受かるなんて人は、真剣に勉強してきた人と元々法律勉強してきた人じゃないかと思います。

やはり凡人が受かるにはもう少し時間が必要なようです。

2年連続落ちしたときの勉強方法

落ち続けた2年間は、本屋さんで良く見かける「絶対!宅建合格!」とか「1ヵ月で合格!宅建」みたいな参考書を1冊買ってきて、1ヵ月前からその読み込みを中心に過去問を解くってことをしていました。

ま、1ヵ月前は別にして、多くの人が行う勉強法がコレじゃないでしょうか?

読書嫌い、社会系科目嫌い、理系出身の私には法律文の解説・説明は単調過ぎる文で苦痛。

問題文読むのも苦痛。読んでいる最中に眠くなり、全く勉強が捗りません。

勉強方法変える

3回目の試験なので流石に落ちる訳にはいきません。

これに落ちると大学名も相まって、最低評価になってしまいます。

とは云っても、宅建如きに時間もコストもかけたくないってーのが本音です。

トンデモないプレッシャーを感じつつ、今までと同じ勉強方法していても失敗するのは明白なので、3年目からは勉強方法を変えました。

で、どんな方法にしたかというと『過去問の〇×アプリ』を導入しました。

私が宅建取得したのは、もう何年も前なので、どのアプリだったかは分からないのですが、過去問のみだと、このアプリは無料みたいです(スマホで完結する宅建講座『スタケン』)。

実際の宅建の問題はマークシート4択式なのですが、取り敢えず、2年連続落ちているってことは、殆ど内容を理解していないってことです。

だから、内容理解のためにも、○×の2択式の方が効率的だろうと思ってのことです。

○×なので、問題を読む量自体も少なく、アプリなので即回答出るし、間違った問題は自動でアプリ側がチェックしておいてくれる。

出される問題も項目毎だったりも選べたり。「ピンポーン!」「ブッー!」みたいなアクションもあって、めっちゃ捗りました。

電車の中でも、昼休みでも、ベッドの中でも、ちょっとした時間に1問、2問だけってことも出来るので重宝しました。(大学受験時に社会や化学なんかで、これ系統のアプリがあったら、どんなに楽だったかと思います)



コスパも良い!!!

上のアプリだと、過去問10年分、約2000問近く掲載しているみたいなので、○×問題だけでも2000問です。

当時私の使っていたものに比べると量が多い気がします。

量が多すぎて、逆に大変な気もしないでもないですが、当時の私は〇×問題を80%、90%解けるようしました。

この間、参考書の類は一切読んでいません。間違えた問題の解説もそこまで真剣に読んでおらず、そんなの読む時間あるなら、何も考えずに、指動かして〇×問題していました。

当然、問題が目に入った瞬間、○×覚えてしまっている問題もあります。

そのくらい解けるようになってから、別途に購入した過去問アプリ(4択)を解いてみると不思議とコレが解けてるようになっていました。

バカみたいに〇×している内に暗記していたってことでしょうが、、、

その後、過去問アプリ(4択式)を(4-5年分だった気がしますが)3-4回回して、満点取れるようにして試験に挑みました。本番の試験では満点は取れなかったですが、合格点は余裕でした。

この勉強方法は後輩達や転職先でも奨めていたのですが、評判良かったですね。

皆、合格していましたし、コスト的に書籍よりも安いです。

コスト掛けてでもなら、5問免除取っちゃえよ

私は書籍、参考書等を利用した勉強方法が合わず(真剣に取り組まなかったってのが一番ですが)、試験に2度落ちているので、合格時の勉強では○×アプリと過去問しか使っていません。

多分、多くの宅建受験生はスクール等に通わずに独学で勉強しているのだと思います。

でも『コストかけてでも、今年は何としても合格しないといけない!!!』なんて切羽詰まったケースの人もいるかと思います。

そんな場合、スクール通うのも良いですが、同じスクール通うなら、国が定めている『登録講習』に参加して、5問免除を得た方が良いかと思います。

5問免除で受かったからって、合格証や宅建証にそれが明示されているなんてありません。

黙っていりゃ分かりません。

質問もしたい!

上記のことをやっても、一点解消されないのが、質問出来ない点ですかね。

そんなケース殆どないと思うのですが、解説読んでも良く分からないときに、流石に宅建問題を会社の先輩なりに聞くことは、先輩が答えられない可能性も多分にあるので憚られます。

そんな問題スルーして、他の問題で全部正解取るくらいに思ってしまえば良いとは思うのですが、気になる人もいるかと思います

アプリ試しつつ、どうしても専門家に質問出来る環境も欲しいと思っている方は、

無料アプリ提供している『スタケン』が、オールインワンで『アプリ(0円)』『登録講習(5問免除:16,000円)』『ネット講座・講義(19,800円)』

を行っているようので気になった方はチェックしてみてください。

  • 登録講習(5問免除)に関しては、リンク先の「Kenビジネススクール」を参照のこと。
  • ネット講座・講義が19,800円なのは2019年1月申込まで。2019年7月以降は39,800円。

どんな勉強方法であれ、皆さんがサクッ!と『宅建』試験に合格することを望んでおります。


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