【Goods】ROCCAT Vulcan II Max(日本語配列)
スタイリッシュなデザインと優れた機能性
はじめに
ROCCATのゲーミングキーボード「Vulcan II Max(日本語配列)」を購入しました!今回は、そのデザイン、打鍵感、機能性を詳しくレビューしていきます。特に日本語配列のモデルを探している方にとって参考になる内容になればと思います。
デザインとビルドクオリティ
まず目を引くのは、ROCCATらしい未来的で洗練されたデザインです。アルミ製のトッププレートは高級感があり、耐久性にも優れています。また、ROCCAT独自の「Titan II Optical Switch」によって、キーキャップが浮いて見えるデザインになっており、RGBライティングが際立ちます。
付属のパームレストはソフトな質感で、長時間の使用でも手首が疲れにくい仕様です。このパームレスト自体もRGBライティングと連動し、美しい光の演出を楽しめます。
打鍵感とスイッチ性能
Vulcan II Maxには、ROCCAT独自のTitan II Optical Switchが搭載されています。私が購入したモデルには「リニアスイッチ」が採用されており、スムーズなキー入力が可能です。アクチュエーションポイント(キーが反応する深さ)が短く、FPSやMOBAなどの素早い操作を求められるゲームに最適です。
キーの安定性も非常に高く、タイピング時のブレが少ないのも特徴です。打鍵音は比較的静かで、軽やかなタッチ感が特徴的。しっかりとした押し心地を求める方には「タクタイルスイッチ」モデルもおすすめです。
オプティカルスイッチの特徴とチャタリングについて
Vulcan II Maxに搭載されているTitan II Optical Switchは、従来のメカニカルスイッチとは異なり、光学技術を利用してキー入力を検出します。これにより、
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- 高速応答:物理的な接点がないため、従来のメカニカルスイッチよりも素早く入力が反映される。
- 耐久性の向上:摩耗による劣化が少なく、一般的なメカニカルスイッチ(約5,000万回)よりも長寿命。
- チャタリングの防止:物理的な接点がないため、キーの誤作動(チャタリング)が発生しにくい。特にゲーミング用途では、入力遅延の少なさと正確なキー入力が求められるため、オプティカルスイッチの恩恵を大きく感じられます。
機能とソフトウェア
Vulcan II Maxには、多くのゲーマー向け機能が搭載されています。
- デュアルLEDインジケーター:キーごとに異なる機能を設定でき、使用中のステータスが一目で分かる。
- Easy-Shift[+]™:特定のキーを押しながら別のキーを押すことで、追加の機能を割り当て可能。
- AIMO RGBライティング:ROCCAT独自のライティングシステムで、他のROCCATデバイスと同期可能。
ソフトウェア「ROCCAT Swarm」を使えば、キー割り当てやライティングのカスタマイズが簡単に行えます。日本語配列モデルでも、全キーのリマッピングが可能なので、自分好みに調整できます。
気になった点
これまで使っていたロジクールG913と比べるとチャタリングがなく、総じて良いのですが、特に気になった2点をお伝えしておきます。
- ケーブルが太い:キーボとPCを繋ぐケーブルが6.5mmナイロンと大分太い
- USB-Aを2つ使用:Type-Cが主流の中でType-Aなのは仕方がないとして、Type-Aを2つ使用する点
まとめ
ROCCAT Vulcan II Max(日本語配列)は、デザイン、打鍵感、機能性のすべてにおいて高いクオリティを誇るゲーミングキーボードです。特にRGBライティングやパームレストの美しさは、デスク環境を一段と豪華にしてくれます。特に、チャタリングが全く発生しない点は最高です。
【おすすめポイント】
✅ スタイリッシュなデザインと美しいRGBライティング
✅ Titan II Optical Switchによる快適な打鍵感
✅ 豊富なカスタマイズ機能
✅ パームレスト付きで長時間の使用も快適
✅ チャタリングの心配がなく、耐久性が高いオプティカルスイッチ採用
【気になる点】
❌ 日本語配列モデルの流通が少ない
❌ 高価格帯のためコスパを重視する人には不向き
❌ケーブルが太い(ナイロン製で6.5mmくらいあります
❌USB-Aを2つ使わないと使用できない
高品質なゲーミングキーボードを求める方には間違いなくおすすめできる一台です!