【こどおじ雑記】起業厨!!!

2019年12月26日


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起業!起業!叫ぶ彼奴等

サラリーマンを辞めて2年近く経ちます。

最初の1年目は色々と家庭の事情もあり、いっぱいいっぱいだったのですが、2年目になってからは、多少の時間的余裕が出来ました。

そこで、本業以外の収入が欲しいということで、取り敢えず、殆どコストも掛からず、時間に追われる必要がないという理由からブログを始めました。

ネットで稼ぐということを色々と調べていると、特にTwitterでは『会社勤めは無駄』『さっさと起業しろ』なんて書き込みを多々見ました。

こんなことはホリエモンだとか、イケハヤといった成功者が声を大にして言っています。

この一部の成功者に感化されたからなのか、私よりも糞雑魚乙的な人達までも、それに乗っかり『会社を辞めよう』『起業しよう』なんて言っている起業厨が沢山います。

この手の発言しているのは、大体、社会、会社で使い物にならなかった、ならないようなポンコツが多い印象です。

これで金を取れると思っているらしい

例えば、これ、カフェ起業の大学生の考えたもんで、最低30万円/パックを見込んでいるらしい。

Q.『もし仮に、以下の起業パックがあったとしたら、あなたはいくら払いますか?』

A.『1円も払いません。理由は基本的に全部自力で出来ること、必要ないことばかりだから』

起業パック 私の見解
合同会社を無料プレゼント。合同会社設立費用 →約10〜15万円 合同会社はネット経由で6万円チョイで、誰でも設立出来ます。そもそも、会社化してメリット享受出来るのは、年間売上で1200万円超くらいの場合です。売上1200万円の事業があれば、大学生でなく専門家に頼む。1200万円程度の売上がないのであれば、会社化のメリットは享受できないので、個人事業にしておく。
経営者の元で経営を学ぶ 売上1200万円超のビジネスを作れる社長は、大学生の元で学ぶ経営なんて必要ない。ってか、そもそも時間が無い。
実際に自会社で実践 何を実践するの?あなたから学んだこと?
財務労務法務サポート 売上1200万円程度だと、人なんて雇う余裕ないので1人社長。労務だ、法務なんて必要ない。税務は税理士を雇えば良いだけ。労務法務が必要な程の組織レベルなら、専門家に頼む。
ビジネスモデルも配布 誰にでも配布出来るようなビジネスモデルには価値なんてない。どーせ、新しい客見つけてきたら、利益の50%やるとかでしょ?良くてFC程度
IT事業案件も下ろします ランサーズ辺りで漁った仕事をピンハネして下ろすんだろ?IT事業なんて、クラウドソーシングで、自力で探せるよ。
研修&マネジメント込み 社長に研修ってなんだ?バイトの代わりにでも使って、自分のカフェの人件費削減にでもするのか?
年間の法人税 →約7万円 法人税かかるんだから、売上ないなら会社化なんて必要ない。
1年間合同会社を持つだけでも 年間で約20万円程度かかる。 そこにサポートをつける。 まず日本語がおかしい。『1年目』だろう。2年目は法人税の7万円だけで済む場合もある。正直、サポートに10万円分の価値なんてない。

正に起業厨!!!もう起業ありきで本当に酷い。

こんなの私程度の雑魚乙レベルがぱっと見でもおかしいと気付くレベル。売上持っている経営者が、こんなゴミパック必要とする訳ねーだろと。。。。

起業家、ファウンダー、CEOとかそんな響き、肩書が欲しいのかね?となると、ターゲットになっているのは、売上を持っていない人、素人、子供。

売上ないのに会社化なんて無駄

会社化をすることで、費用の経費化や資金調達のしやすさなんてものが上がりますが、大した売上もないなら、まずはビジネスモデルの確立、経費を削減です。

勿論、先行投資が必要という側面があることは理解していますが、1000万円くらいの売上は自力で作れないなら、銀行や他者からお金借りてまでするようなことじゃないです。

余談(金払って行うビジネス)

金払ってビジネスモデルを購入する、コンビニや飲食店のFCなんてものは、普通は手を出さない方が無難です。

儲かっているのは多店舗経営が成功しているメガFCだったり、特殊な立地や既得権を持っているような場合です。

【非公開部分】

大きな借金背負って失敗したら、あんた、本当に首吊ることになりますよ。会社化したら、即銀行がお金を融資してくれるなんてある訳ないんですから。。。

散々赤字事業、子会社の立て直し、新規事業開発やってきた私の経験の方が、大学生の小僧よりは説得力があるでしょう。

年間売上が1200万円くらいにならないと、節税対策なんて大して出来ません。会社化してしまうと、儲かっていようが、いまいが、法人税が発生します。

たったの7万円かもしれませんが、儲かってもいないのに支払うのはバカらしいのでは?それとも、7万円は肩書代ですか?

バカ同士のババ抜き

上記を提案したのは、現役の大学生です。

学生の内から事業を行っているのだから、ぱっと見は『ビジネスやっている風』『俺、すげぇぇー的』な感じで、仲間内からは称賛、お褒めの言葉が多々あるのかもしれませんが、こんなんはお話になりません。

こんな提案は弱者同士のババ抜きです。ランサーズだったかな?そのときに書きましたが『ワープアが新たなワープアを作り出す仕組み』、アレと本質的には同じです。

情弱から金をくすめ盗ってやろうくらいの思いですね、これは。仮に現在上手くいっているのだとしたら、バカ、カモが多いってだけでしょ。確かにターゲットそんな人ぽいし。

もしかしたら、自分では価値提供をしているつもりなのでしょうが、価値提供なんて全くしてないです。弱者が同じ様な境遇のたな弱者に良く分からない何かを売り付けているようなもんです。

そこに自覚があるのか、ないのか、知らんですが

余談(起業時のコスト削減)

合同会社の設立費用に10-15万円っていうのは、行政書士や司法書士なんてやっている人達が設定している額ですが、今時は『会社設立freee』なんかで、6万円ちょっとで来ます。

この時点で4-10万円のコスト削減になるので自力でやりましょう。

行政書士や司法書士がこんなことを仕事にしているのは、会社設立を機に他の業務を請け負いたいからです。

各事務所によっては、今後の顧問契約とか他の仕事を取るための見せ球として、会社設立の手数料なんて、0円サービスしているくらいのもんです。

他の業務を頼まざる得ないのであれば、それを餌に実費は無理ですが、会社設立の手数料サービスしろくらいの交渉はした方が良いです。

序でに云えば、会社設立後の『会社の登記』や『役員登記』なんてものも全部自力で出来ます。

「資料集めて」→「決まったフォームで作成して」→「法務局内で事前チェックをしてもらい(要予約)」→「法務局に提出する」だけです。

これだけで、司法書士に支払う手数料を削減できます。尚、この簡単な一連の作業を、司法書士以外がお金取って行うと法律的に処罰くらうはずです。

上記にあるようなことを全部自力で行えば、20万円くらいのコスト削減になるのではないかと思います。

起業時なんて、そんなに忙しくないので、経験とコスト削減を兼ねて自力でやってみてはどうでしょうか?

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