【こどおじ雑記】内定までの時間

2019年12月26日


スポンサーリンク

身体検査

1次面接や2次面接の結果はすぐに連絡がきたのに、最終面接だけ、内定までに時間のかかる企業があります。これには理由があって、全ての企業がそうだとは言いませんが、金融機関やファンドのような会社では、最終候補者の「身体検査」を行っているために内定までに時間が掛かる場合があります。「身体検査とは?」と思った人も多いと思いますが、本人の履歴です。本来、行ってはいけない?のかまでは知りませんが、内定候補者の「以前勤めていた企業の就業履歴」「犯罪歴」「反社との関係」等、他にも色々あると思いますが、こういったものを興信所等を使って調べさせている場合があります。「幾ら何でもこんなこと今時してないだろう?」と思っていましたが、私が勤めていたファンドでは、採用マニュアルにご丁寧に身体検査の方法まで記載されていました。

個人情報とSNS

興信所を使う前に、一番最初に行うことは、本人の名前をネット検索することですね。この段階でSNS等がヒットする可能性もあります。最近ではyoutubeに自分のチャンネルを持っている人なんかもいるかもしれません。自分の個人情報がネットに出回っていることを良しとする企業とそうでない企業がありますので、このあたりで判断が分かれます。また、当然、どんな発言をしているのかはチェックされます。自分が100%悪くないとしても「即写真撮って、ネットに掲載して、断罪、拡散求む的なこと」をしていたりなんかすると、企業側からしたらNGでしょうね。企業側からしたら、上司からパワハラ受けたとかなったときに「ボイレコで録音され、録音音声持って即労基署に駆け込まれ、youtubeに流される」そんなことされたら、会社によっては倒産してしまいますから(笑)

例えば、金融機関やファンドでは、日常生活では考えられないような大金を扱っています。銀行の場合は、現金を直接見たり、触ったりすることもあります。そのような大金を前にしても、変な出来心を起こさない等の真面目さが銀行員には求められます。しかし、その一方で、お堅い金融機関従業員による横領等のニュースは毎年報道されているのが現実です。また銀行の様なお堅い企業では、目立ちすぎることは余りプラスには受け止められません。銀行を志望する人は、SNSでの言動等には注意が必要です。

検索ヒット!!!

最初の名前検索を行った時点で、仮にヒットしてしまったら、担当者はその先の仕事をせざるを得ません。内定後に採用した人間が何か問題を起こしでもした時、それ以前にたまたま上司が名前検索してヒットでもしようものなら、当然に担当者の責任が発生します。だから、嫌な仕事ではありますが、発言内容のチェックをしたり、場合によっては興信所を使っての身体検査なんてことになってしまうのです。

SNSを行っている人は沢山いると思いますが、就職活動、転職活動を行うときは、一時的にでもSNSの設定を変更したり、過去の発言を消去するなどした方が良いと思いますよ。

スポンサーリンク